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フランス直送便☆maje☆可愛い リバーシブル カーディガン ニット・セーター
フランス直送便☆maje☆可愛い リバーシブル カーディガン ニット・セーター
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21,762円 33,480円
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フランス直送便☆maje☆可愛い リバーシブル カーディガン(79265566)

【商品紹介】
★maje(マージュ)★
(商品名)

エレガントレディースニット♪
カジュアルシーンからセミフォーマルまで
使い勝手の良い逸品!
これ一枚でも、オーバーサイズのアウターやジャケットと併せても◎

【maje(マージュ】
フランスはパリで発祥のブランド
女性を美しく見せる洗練されたフレンチシルエットと遊び心溢れるカラーリングが特徴でシックで大人女性に大人気のブランドです。

店頭で在庫切れの場合は、お時間をいただき公式ホームページよりお取り寄せする場合もありますので、あらかじめご了承ください。(その際はご連絡致します)

〈注意点〉
☆フランスからの発送の為、返品,交換はお受けできません。
☆ご注文後のキャンセル、返金、クレーム等はお受けできません。
☆海外発送の為、配達中にトラブルなどがあった場合は稀にお時間を頂きます。
☆お急ぎの方は先にお伝え下さい。

以上の内容をご確認の上、ご購入下さい。

〈海外からの発送について〉
郵便事情により、お届けまでに、稀にお時間をいただくことがございます。

ご注文確定後のキャンセル、変更、返品は不可となります。但し タイミングによってはご注文後に商品が完売していた場合は、お取引をキャンセルとさせて頂きますがバイマより全額返金されるシステムになっております。
http://qa.buyma.com/buy/3503.html

★関税★税関代が発生した場合はお客様負担になります。(こちらで負担致しません)

【キャンセルにつきまして】
在庫のお問い合わせ無しでご注文を頂いた場合でサイズ在庫が完売している場合は、こちらでキャンセルをさせて頂きます。

★全ての項目を確認して頂きまして、ご注文された場合は上記の内容に合意したと認識させて頂きます。海外製品や上記の内容にご不安な方はご購入をお控え下さいませ。
ご心配な方は【BUYMAあんしん補償プラン】にご加入又はご確認下さいませ。


【商品仕様】

フランスでも人気のブランドです!
お手続き前に在庫の確認をお願い致します。

Cardigan reversible a carreaux

【メイン素材】
43% viscose, 31% polyamide, 26% polyester

モデル1m79cm サイズ36

★サイズをお選び下さい。 


【maje(マージュ)公式サイズ表】

(XS/34)バスト 82㎝、 ウエスト62㎝、ヒップ90cm
(S/36) バスト86㎝、 ウエスト66㎝、ヒップ94cm
(M/38) バスト 90㎝、 ウエスト70㎝、ヒップ98cm
(L/40) バスト 92㎝、 ウエスト76㎝、ヒップ104cm
(XL/42) バスト 96㎝、 ウエスト82㎝、ヒップ110cm

【お願い】
人気ブランドmaje(マージュ)は人気商品はすぐに完売してしまいますので、ご注文前に必ず在庫確認又はサイズのお問い合わせをお願い致します。在庫確認無しでご注文があった場合はサイズ等の品切れでご要望にお答えできない場合がありお客様にお手数をお掛けしてしまいます。そういう状況を無くしお客様に喜んで頂けるよう努めていきたいので一度、在庫確認のご連絡をどうぞ宜しくお願い致します

【店頭で完売の場合】
店頭で完売の場合や店頭でお客様のサイズが品切れの場合は公式オンラインから購入致しますので、その場合は商品が届くまでお時間を頂きますのでご了承下さい。
(その場合は事前にご連絡を致します。)

【本物・品質保証】
全ての商品フランス正規直営店のみで購入致します。
アウトレットショップ、ネット販売などの非公式の店舗では一切買い付けを行いません。商品は使用・試着されていない完全な新品のみを買い付けいたします。

【取扱い商品の検品】
全ての商品は新品で検品を行っておりますが、海外製品は日本製品と比べ、品質名(縫製等)の若干の劣りや多少の汚れがある場合がございますが不良品ではございませんのでご了承下さいませ。
発送前の検品の際は商品写真をお取りして、ご不備がないよう徹底しておりますので、発送後の返品は承っておりませんので、ご心配な方は【BUYMAのあんしん補償制度】にご加入をオススメ致します。(返品補償制度や4つの補償がついております)







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映画『女王陛下のお気に入り』ネタバレなしとネタバレあり感想

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後半からは、ネタバレしつつ感想を書きたいと思います。

 

あらすじ

舞台は18世紀初め、アン女王が統治するイングランド。アン女王は幼馴染であるサラを頼りきり、サラの言いなりに政治を行っていた。そこへサラの従妹・アビゲイルが現れる。最初はサラの女中だったアビゲイルだが、その頭の良さでサラの侍女に。いつしかアビゲイルは没落した生家を立て直すためにも、自分が女王の側でお仕えしたいと思うようになりサラとの熾烈なポジション争いを繰り広げる。果たして彼女は望み通りの人生を掴めるのか?

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役 名 俳 優 役どころ
アン女王 オリヴィア・コールマン 【時価商品】Yeezy Boost 350 V2 'Bred'
アビゲイル・ヒル エマ・ストーン 上流階級へ返り咲く道を模索中!
レディ・サラ レイチェル・ワイズ FURLA ラウンド長財布 PCX7UNO B30 O60 F BABYLON NERO
モールバラ公爵 マーク・ゲイティス レディ・サラの旦那さま。フランスとの戦争の第一線で最高司令官として戦う。
ゴドルフィン ジェームズ・スミス 大蔵卿。レディ・サラのチーム。
キジマタカユキ フェルトハット 新品未使用 ベージュ ニコラス・ホルト レディ・サラに支援してもらえないトーリー党に属する。着飾るのが大好き。

 

ネタバレなし感想

衣装が素敵!

衣装はサンディ・パウエルさんという方が手がけたそうで。

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『恋に落ちたシェイクスピア』、『アビエイター』そして『ヴィクトリア女王 世紀の愛』の衣装も担当し、アカデミー衣装デザイン賞を受賞されている、と。
どの作品も、いつか見たい見たいと思いつつ見逃しているものばかり。

衣装について監督からは「シルエットは史実のままにして、素材や色で遊びたい」というリクエストがあったそうで、白黒の革やデニムなどの素材が使われたそうです。
宮廷内の衣装は白と黒で統一され、レディ・サラ役のレイチェル・ワイズさんは「白と黒だけなのでチェス盤のように見える」とインタビューで話していらっしゃいました。
そう言われてみると、レディ・サラVSアビゲイル、そして彼女たちを取り巻く男性陣の思惑と駆け引きの様子が見事に表現されているなぁ!と思いました。

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エリザベス1世が幼少期を過ごしたというハットフィールド・ハウスで撮影が行われたそうです。今まで改修もなく、そのままの姿で残っているとか。
『英国王のスピーチ』や『恋に落ちたシェイクスピア』のロケでも使われたそうです。

レディ・サラの部屋として使われた部屋は、本来は図書室だそうです。なるほど、あの羨ましいほどの本の量は図書室だからこそなんですね(実際の本と撮影用の本は別物だとは思いますが)。
撮影する際は壁の色も本来のまま使ったとか。

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ランティモス監督の『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』などを見た人たちからは「独特な世界観」とか「好き嫌いがハッキリ分かれそう」という感想を聞いたことがありまして。そうか、ちょっと覚悟?して観ようと。

見終わった直後の感想は、心がザラザラする感じでいっぱいでした。笑える部分もあるけれど、心臓に砂を擦り込まれるみたいなザラザラ感が抜けないな、と。果たして、この感覚をどう受け止めようかと公式ホームページを見ていましたら。
この作品は、これまで数々の賞にノミネートされ、また受賞をしているようなのですが、作品賞ですと《ミュージカル・コメディ部門》で選ばれているんですね。
そうか、コメディだったのか。

『ヴィクトリア女王 最期の秘密』のときと同じく史実に基づいているそうなので、勝手に真面目モード?で見てしまいました。でも、愉快だからつい笑ってしまうコメディというよりは、どちらかといえばブラックコメディという印象を受けました。ヒリヒリしました。

ランティモス監督の作品のなかでは、ランティモス監督風味が薄いという感想も見かけましたので、『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』を私が見るのはかなり勇気がいるかもしれません。見てみたい、すごく興味はあるけれど、その世界観から抜け出すのが難しそうな。

あとは音楽が緊張感をさらに煽るような音楽で、時折断片的に思い出しては背筋がピンと伸びるような。座席にぴったりと背中をつけつつ観ていました。あの作品には、あの音楽がピッタリなんだろうなと映画を観てから一週間経過してようやく書けるようになりました。

すごく好き嫌いが分かれる作品のような気がします。だからといって、それが悪いわけではなく。かなり強烈な人間模様と、それを覆い隠すような華麗な衣装と部屋のしつらえの対比が心に残る作品でした。

そして、自分のなかで感想が固まるまでに一週間かかるほど女性陣3人の演技の迫力たるや。個人的には、諸手を挙げて「ぜひ見て!」とはちょっと言いにくい映画ではありますが、あの独特な世界観に興味のある方には味わってもらいたいような、という気もしております。

 

 

ここから先は映画のネタバレを含む内容となります。未見の方は、ご注意ください

 

ネタバレしつつ感想

Ⅰ.ここの泥は臭い
Ⅱ.思い違いや不慮の事故が怖い(恐い、だったかしら?)
Ⅲ.何という装い
Ⅳ.ささいな障害
Ⅴ.居眠りして滑り落ちたら?
Ⅵ.化膿を止める
Ⅶ.夢に見た  あなたの目に突き刺すのを

作品を観ながら暗闇でメモってきたので間違えているかもしれませんが、章ごとに分かれて展開していく手法が面白かったです。誰が、いつ、そのセリフを言うのかドキドキしながら観ていました。

Ⅰの泥のイメージが強く、女王とレディ・サラが泥風呂に入るシーンではなんとなく鼻をつまみたくなってしまいました。宮殿の前にある普通の泥とはもちろん違うんだろうな、とは思いつつ。「泥風呂は毒素が出ていい」みたいなセリフがありましたが、彼女たち3人の毒素はこの泥風呂ぐらいでは抜けなさそうですね。

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ルイ14世が治めるフランスと戦争中にもかかわらず、アン女王の関心事はレディ・サラのことばかり。でも夜を徹して自分の痛風の看病をしてくれたり、政治も任せておけたり、なんたって綺麗な友人が自分の側に居てくれることが悦びだったんだろうなぁ、と。
自分は病気もあり、太っていて、政治的判断にも劣る。けれどサラは健康で、射撃の腕前もよく、自分がピンチなときは救ってくれるような男前でもあり、政界でも絶大な権力を持っている。完璧すぎるぐらいに完璧だけれど、どこか最近は自分をないがしろにしているようにも感じているときに、アビゲイル登場。戦時中なので、むしろレディ・サラの行動のほうがまっとうなんですけれど。むしろむしろ、女王としてここで自分のなすべきこと、国を治めるトップとしてなすべきことをすべきなのに。

レディ・サラとは違い、柔順で(それは見せかけだけ)、何の要求もしてこない(それは作戦)、自分を褒めそやしてくれる(どう考えても口だけ)アビゲイル。自分に気に入ってもらおうと、一生懸命に頑張るアビゲイルを見ているのも楽しいし、それに嫉妬するサラを見ているのも楽しいわ〜。タイプが違って、どっちもいいわぁ〜みたいな感じのアン女王。自分の国のトップが、こんな感じだったら困っちゃいますよね。

あんなにお気に入りだったレディ・サラがアビゲイルの作戦に引っ掛かり、顔にも大きな傷を負って宮殿に戻ってきたら女王はその顔を見て「怖い」と言って逃げようとしてましたよね。レディ・サラを心配するような言葉はあったかしら??と。女王のお気に入りは、やはり優しさとか頭のよさよりも美しさが重要なのかしら、とか。

ただ、ここまで女王が現実から目を背けようとするのは17人もの子供を死産、流産、病死で失って。1人亡くなるごとに自分の一部も失われるようだった、という女王自らの発言もあったように。もう辛いこと、恐いことは徹底的に排除したい、という現実逃避でもあったのかしら、と。女王という絶大な権力を持ってしても、なしえないことがあるという絶望の深さというか。

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いきなり、なぜそんな名前で呼びあうのかと思ったら愛称だったんですね。

 

そして、オリヴィア・コールマンさんアカデミー賞主演女優賞の受賞おめでとうございます!

レディ・サラ

この作品で一番好きなキャラクターでした。

とにかく歯に衣着せぬレディ・サラ。女王のメイクを見て「アナグマみたい」とバッサリ。自殺をしようとする女王(サラが相手をしてくれないと拗ねる単なる駄々っ子)を見て「敷石を狙って。芝生だと死ねない」とか言うし。アビゲイルの銃の腕前が上達したのを見て「完璧!殺し屋の素質ね」みたいなことを言うし(そのときのアビゲイルの表情が好きでした)。トーリー党のホーリーを完全に馬鹿にして、大蔵卿から「有益な味方も敵となるぞ」とその態度をたしなめられるも「女だって楽しみたいわ」とバッサリ。でもまぁ、結局はレディ・サラのそういう態度が、最初はサラに協力していこうと思っているようにみえたアビゲイルを敵に回すことになってしまい……。

女王のお気に入りになるには、レディ・サラは一体何人の男女を蹴散らしてきたんだろう、と。でもアン女王の自分への絶大な信頼感に自信を持っていたんだろうし、戦争で総指揮をとる自分の夫のためにも、国のためにも戦争に勝たねばならない!という強い信念があったんだろうなぁ、と。

アビゲイルに向かってレディ・サラが「あなたと私では目的が違う」というシーンがどこかにあったと思うのですが。サラはアン女王の代理として国を動かすという目的があり、それがアン女王の立場を守ることにもなる訳で。一方、アビゲイルの目的は自身が安泰な暮らしをするため、そしてその暮らしをより安全にするため貴族の地位に返り咲きたい、というだけで。サラのように、女王の権力を使って、ということまでは考えてないんだな、と。

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ウィキペディアによれば、彼らは数年後にイングランドへ戻ることができたそうで。彼らの子孫にはウィンストン・チャーチル、ダイアナ妃がいるそうです。

果たして、サラとアン女王の関係性が良好のままだったらイングランドの歴史はどう変わっていたんだろうか?とも思わずにいられません。

それにしても、最後まで凛としたレディ・サラかっこ良かったなぁ。アビゲイルに毒盛られるなんて、そこまではしてこないと思ったんだろうになぁ。油断したんだなぁなどと、まだまだ妄想は続くのでした。
 

アビゲイル

賭け事大好きな父親のせいで、賭けのツケとして嫁がされた過去を持つアビゲイル。挙げ句、お父さんが家に放火したことを何回もレディ・サラからチクチク言われるし。今までも生き延びるために頭を使い、道化を演じてきた場面もあったんだろうなぁ、と。

アン女王の痛風の痛みを和らげる薬をつくったことで女中から侍女への道が開け、女中たちのいる大部屋から一人部屋へ。わざとらしく咳をして「薬草を摘んでいたら風邪を引いてしまって」と女王に自分を売り込み。政治で忙しいレディ・サラに代わって女王の相手をしているうちに、むくむくと自分も権力を手に入れて貴族に戻りたいという野望が芽生え。そしてサラと女王の間にできつつある隙間に入り込み、見事に寝取る。

たぶん、最初はアビゲイルは自分がレディ・サラの館に雇われることだけで満足してたはずで。自分の機転で侍女に昇格したものの、レディ・サラを押しのけようとは思って無くて。むしろ、彼女への恩義からトーリー党のホーリーから女王とサラの情報を流すよう言われてもサラへの忠誠を誓うつもりだったのは本音だったのかな、と。でもレディ・サラが空砲?で脅してきてから、もう自分の才覚でどこまでいけるかやってみようと思ったのかしら、とか。

そして、自分に惚れた貴族の男性と結婚することで、念願の貴族に返り咲き!あとは目障りなサラを葬って、自分は女王のお気に入りであり続ければもう大丈夫!!と。ただ、自らサラを罠にはめたものの、むしろ恐怖を感じてしまう、という皮肉っぷり。レディ・サラの姿が見えない分、どこから攻撃されるか分からなくて恐い、と。まさかの事態ですよね。薬を盛ったあと、レディ・サラが乗馬することを知っていたのかしら。知っていたんだろうなぁ。もしかしたら、落馬して命を落とすことだって可能性としてはあったわけで。恐るべしアビゲイル。

レディ・サラが戻って来ちゃったからには、彼女をもうひとおし陥れようと横領の容疑を女王に進言するも、まだ女王のなかではレディ・サラへの信頼は厚く。その可能性を否定され、思わず廊下でスラングを吐くアビゲイル。ちょっと笑ってしまいました。

 

手紙

女王とレディ・サラの関係性に終止符をうったのも手紙。そしてアビゲイルに燃やされなければ女王とレディ・サラの関係性を修復したかもしれないのも手紙。

女王のなかにあるレディ・サラへの疎ましさ、そして自分が書いたサラ宛の赤裸々なラブレターを公開するとレディ・サラから脅されたことに屈辱と恐怖を感じ、レディ・サラを宮殿から追放することを決める女王。ここが、レディ・サラの将来を決めてしまいましたよねぇ。結局は、そんな脅しをしてしまったことを悔やみラブレターを燃やしたレディ・サラだけど、時すでに遅し。

そして、女王との和解のために手紙を書くべきと大蔵卿に言われ何度も何度も手紙を書き直すレディ・サラ。最初は怒りの感情にかられ物騒なことを書こうとしていましたが。さて、最後に一体どんな手紙を書いたのか?
鬼の目にも涙、じゃなくて、アビゲイルの目にも涙を浮かばせるほどの「あなたの忠実なサラより」と結ばれた手紙はどんな内容だったのか?とても気になりますが、最後まで明かされることはありませんでしたね。でもまぁ、アビゲイルの涙だけで十分伝わったような気がします。アビゲイルにはない、女王とサラの歴史、共通の話題、そして自分のためだけに女王を利用しようとはしていないレディ・サラの気持ちが伝わったんだろうなぁ、と。ええ、勝手な妄想ですが。アビゲイルは、自分自身の味方ではあるものの女王の味方という感じではなく自分の身の安全のために利用する存在っぽかったですものねぇ。

そして、レディ・サラからの手紙を待ち続ける女王の姿が物悲しかった。どんどん元気がなくなり、気力がなくなって……。その姿をみて、もうあとは自分の意のままだとアビゲイルは踏んだのかも。もう自分の地位は安泰だ。ウサギなんて、こうしてやる、と。女王が自分の子どもたちのように慈しんで育てているウサギなんて、自分がのし上がるための踏み台にしか過ぎなかったのだ、と。

そして、ウサギを靴で踏み潰した行動がアビゲイルの命取りに。寝ていたはずの女王に目撃されていたという。目撃というか、ウサギの悲鳴を聞いてアビゲイルが何をしたのか察したという方が正しいのかしら。女王の寝ていたベッドと、窓際のアビゲイルまで距離があったので。
でも、「目が回る。何かに掴まりたい」ってグッとアビゲイルの頭を鷲掴みにしたからには、やはり目撃したのかもなぁ。
ベッドから落ちた女王に駆け寄ってきたアビゲイルに対し「女王に気安く触るな」「命じたときだけ口を聞け」と激昂。アビゲイルの思い上がりを、決して許すまいという気迫。所詮、お前は私の気まぐれでここに居られるだけで、いつでも外へ放り出せるという圧力を感じました。

命じられるがまま、無言で女王の脚をもみ続けるアビゲイル。ここで彼女はハッキリと自分が得た地位の儚さ、危うさを思い知ったことでしょう。上り詰めたように思えても、結局は女王陛下の一時的なお気に入りに過ぎないのだ、と。でも降りることもできないゲームなのだ、という絶望みたいな表情を浮かべているようにも見えました。

まとめ

コメディを、ここまで真面目??に考えるのは、監督をはじめこの作品をつくった方々の思いとは違っているのかなぁという気がしないでもないですが。
ただ、登場人物の過去や未来を考えずにはいられない作品が個人的にはとても好きなので。なんやかんや、最初は「こ、この作品はどう受け止めたら良いんだろう」と悶々と思っていたのが一週間たって、ようやくその綺麗事ではない面白さみたいなものも噛み締める余裕がでてきました。

いつか、監督の別の作品を見てみたい、ような、まだ無理なような。

 

 

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